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タイトル擬色
記事No: 30729
投稿日: 2006/01/15(Sun) 23:43
投稿者Kemunpa

いつも貴重な情報をありがとうございます。皆さんの熱心な書き込みにはとても追いついていけない思いですが、あえて投稿します。マナーのいたらないところがありましたら、遠慮無くご指摘ください。勉強して参りたいと思います。
本題は、「擬色」あるいは「ノイズ」の許容の範囲ということになります。
しかしその前に簡単な自己紹介を申し上げます。現在、5Dに24-105 F4Lをつけて仕事で撮影しております。デジタルカメラ、そしてキャノンレンズはこれ一台しか持っておりません。最初のデジタルカメラになります。それまでは、ニコン一筋でした。フィルムカメラだけで撮影してきました。
さて、本題ですが、被写体のハイライトの輪郭部分が赤い擬色で縁取られてしまう問題です。これは、以前には良くあることだと聞いていますが、しかし実際に気がついてみれば私のハードディスクの中でこの現象が氾濫していること。今の時代になってもまだ解決できていない問題なのかと、訝しく思ったこと。以上が今回のテーマです。
皆さんの、5Dでは如何ですか。
なお添付するための写真を用意しておりますが、貼り付け方が分かりません。


タイトルRE:疑色
記事No: 30730
投稿日: 2006/01/16(Mon) 00:34
投稿者
URLhttp://tatsphoto.air-nifty.com/

--> Kemunpa さん
文面からの想像で申し訳ないのですが、疑色でなく色収差のことではないでしょうか?勘違いでしたらすみません。
色収差の解決法としては、フォトショップCSならフィルター>レンズ補正、である程度は亡くすことは可能です。完全ではないですが。
フルサイズの場合、倍率色収差が出やすいので、出にくいレンズに変えるなどの対処法もありますが・・・


タイトルRe: 擬色
記事No: 30733
投稿日: 2006/01/16(Mon) 01:49
投稿者ネスター

--> Kemunpa さん

> さて、本題ですが、被写体のハイライトの輪郭部分が赤い擬色で縁取られてしまう問題です。これは、以前には良くあることだと聞いていますが、しかし実際に気がついてみれば私のハードディスクの中でこの現象が氾濫していること。今の時代になってもまだ解決できていない問題なのかと、訝しく思ったこと。以上が今回のテーマです。

 作例を見てみないと赤い偽色の正体が分からないのですが、ハイライトの輪郭部分とい
うことからおそらくパープルフリンジのことを指しているのではないかと推測致します。
色収差とパープルフリンジは混同されがちなのですが、色収差は光の波長によって屈折率
が異なることから結像面で色のズレが発生する現象で、パープルフリンジは撮像素子での
二次反射によって発生する現象です(過去ログには近紫外線説もあります)。

 パープルフリンジ(キヤノンでは赤ゴーストと呼んでいます)に関してはEOS5Dの撮像素
子ではいくつかの対策が施されている旨がキヤノンのサイトに記述されていますが残念な
がらまだパーフェクトではありません。ただ今までのデジ一の中ではかなり改善されてい
ます。今のところまだデジタルでの宿命だとお考えください。
# http://cweb.canon.jp/camera/eosd/5d/catalog/index01.html

> なお添付するための写真を用意しておりますが、貼り付け方が分かりません。

 サンプル画像は直接このEOS-D-SLR BBSでは貼り付けられませんので、SAMPLE PICT BBS
(http://eos-d.axisz.jp/joyful_exif/joyful.cgi)の方に投稿して頂けたらと思います。


タイトルRe: 擬色
記事No: 30753
投稿日: 2006/01/16(Mon) 18:48
投稿者

--> Kemunpa さん

現象が良く把握できませんでしたので以下はお困りの現象とは違うかもしれませんが。

5Dでは赤っぽい色で、かつ輝度が高い被写体が画面に入ると、その周囲に赤いへんな
ギザギザ的なモノが発生する現象が出ます。例えば、赤い光源の輝度が高くて白飛び
しているような画像では必ず出ます。

これはRAWの撮影でのみ発生し、JPEG撮影では目立たないようです。
ただしRAWで撮影したものをDPPで現像してJPEGまたはTIFFにすると
ほぼそのまま画像化されます。

あくまで「もしお困りなのがこの現象だとしたら」という前提ですが、RAWで撮影
したファイルをDPPではなく、うひとつの同梱ソフトである Raw Image Task で
現像してみてください。RIWでは現像時にナメてしまうだけであって抜本的解決
でない感もありますが、画像はすっきりしたものになります。

個人的には、キヤノンがこの現象を許容しているのは疑問で対策すべきと思います。


タイトルRe: 擬色
記事No: 30756
投稿日: 2006/01/16(Mon) 21:13
投稿者Kemunpa

「tats」さん、「ネスター」さん、「む」さん、早速のご返事をありがとうございます。
擬色というのは、ご指摘のように私の誤りでした。倍率色収差とパープルフリンジのこの二つのキーワードを調べたところどうやら前者が該当します。あえて、写真を添付するまでもないようです。「む」さんのご説明に近い状況です。5Dでは撮影時にRAWとJPEGの両方を生成させることができますが赤いギザギザの輪郭はどちらかといえばRAWの方にはっきり出ます。フォトショップの修正では残念ですが古いバージョンなのでレンズ補正はありません。レンズでの対応は先々検討してみたいと思います。
Raw Image Taskはまだ使ったことがありませんでした。早速試してみたいと思います。
「ネスター」さんの「今のところまだデジタルでの宿命だとお考えください。」をそのまま受け止めようかと思います。印刷で大伸ばしが必要なときには、いくつかの現像ソフトを試してみたいと思います。いろいろありがとうございました。


タイトルRe: 擬色
記事No: 30781
投稿日: 2006/01/17(Tue) 03:01
投稿者ケネス

--> Kemunpa さん

> 擬色というのは、ご指摘のように私の誤りでした。倍率色収差とパープルフリンジのこの二つのキーワードを調べたところどうやら前者が該当します。
---- 中略 ----
> 「ネスター」さんの「今のところまだデジタルでの宿命だとお考えください。」をそのまま受け止めようかと思います。

余計なこととは思いますが、ちょっと気になってので…
倍率色収差はレンズ側の問題ですので、デジタル・アナログに関わらず発生します。
一方、パープルフリンジはデジタル(正確には撮像素子)特有の問題でフィルムでは発生
致しません。
# 色収差を含めてパープルフリンジと呼ぶ場合もありますが別物として考えています。

今回該当したのが本当に倍率色収差であったならばこれはフィルムでも発生する現象で、
決して「デジタルでの宿命」ではないということです。デジタルでは拡大確認しやすく
こうした問題を発見しやすいという意味と捉えるとまた別問題となりますが…


タイトルRe: 擬色
記事No: 30783
投稿日: 2006/01/17(Tue) 09:59
投稿者

--> Kemunpa さん

この問題(自分が書いた問題ということで Kemunpa さんのと違うかも知れませんが)
で悩んでいたのですが、Raw Image Task で現像してみたら好結果でした。
是非一度、試してみてください。
同梱以外の現像ソフトは試したことがありませんが、用途によって現像ソフトを併用
する価値はあると思います。


タイトルフォトショップ
記事No: 30787
投稿日: 2006/01/17(Tue) 10:55
投稿者tako

旧バージョンのフォトショップでも修正できます。
ブラシまたはスタンプツールを使用します。
正常な隣接部の色をスポイトツールで拾います。
ブラシまたはスタンプツールを、色相またはカラーにして拾った色で塗りつぶします。
大きなブラシは他の部分の色被りを引き起こしますので、小さめの方がよいです。
色相 カラーは塗ってみて結果のよい方を使用します。
スタンプ、ブラシツールどちらを使用しても同じ結果を得ることができます。
この方法はゴーストやフレアの色被り、偽色消しに使われる方法です。
現像ソフトよりもよい結果が得られます、でも時間が。。。。。それに面倒で退屈な作業です。


タイトルフォトショップ
記事No: 30790
投稿日: 2006/01/17(Tue) 12:35
投稿者seven

画面全体を一発で消す場合は、

パープルフリンジだと、「特定色域の選択」−「カラー/マゼンタ系」を選択し、マゼンタと
ブラックのスライダーを調整すれば消えます。
色収差も同じ要領ですが、「色の置き換え」を使用したほうが上手くいく場合もあります。

強引ですし、上手くいかない場合もありますが、いろいろ試してみると面白いですよ。


タイトルRe: 擬色
記事No: 30955
投稿日: 2006/01/21(Sat) 00:11
投稿者Kemunpa

ケネス 様
「倍率色収差はレンズ側の問題ですので、デジタル・アナログに関わらず発生します」
について、ごめんなさい。具体的な状況が良く飲み込めません。倍率色収差も2種類あるそうですが、たとえば、ニコンの「D200のカタログ2005.11.1」の11ページに色収差補正があり、単純にそのサンプル画像の延長で理解しておりますがますます分からなくなりました。
また、「一方、パープルフリンジはデジタル(正確には撮像素子)特有の問題でフィルムでは発生致しません。」これも、言葉が断定的ですが、具体的なご指摘がないので理解というものに到達しません。自分で勉強するのにもう少しお時間をください。
また「今回該当したのが本当に倍率色収差であったならばこれはフィルムでも発生する現象で、決して「デジタルでの宿命」ではないということです。」につきましたは、私もフィルムと長いことつきあってきましたが、今回のような経験は初めてなのです。フィルムでは発生しないとのご指摘ですが、そうだったのだろうかと自問しているようなあんばいです。

tako 様
旧バージョンのフォトショップでも修正できること、その使用法もお教えいただきありがとうございます。ただ、私が一つの画像に関われる時間は、わずかです。作業の能率を優先せざるを得ないのです。そのため、バッチ処理(アクション)を多用しておりますが、スタンプツールやスポイトツールは、アクションのコマンドとしては馴染まないようですね。ご指摘のように困難な作業を覚悟しなければならないようです。

seven様
選択ツールで「特定色域の選択」は、便利ですね。ただ、このツールは限定的で、応用問題は苦手のようです。

追伸
キーワードとして「倍率色収差とパープルフリンジ」は、ケネス様のご指摘でますます興味が沸いてきました。これから時間をかけて勉強をしていきたいと思います。今回はこれで閉めさせていただきたいと思います。皆さんありがとうございました。


タイトルRe: 擬色
記事No: 30960
投稿日: 2006/01/21(Sat) 03:05
投稿者ケネス

--> Kemunpa さん

わたしの説明も不十分なところがあり申し訳ないです。
「倍率色収差」も「パープルフリンジ」も特にハイライト部に色の滲みというよく似た
症状を持つ現象なのですが、発生原因はまったく異なります。

記事No.30756の「倍率色収差とパープルフリンジのこの二つのキーワードを調べたとこ
ろどうやら前者が該当します。」及び「「今のところまだデジタルでの宿命だとお考え
ください。」をそのまま受け止めようかと思います。」という発言がちょっと気になり
ましたので、コメントさせて頂きました。

前回はそう難しいお話をしたのではなく、

 ・倍率色収差
    レンズの色収差補正が十分でないため、色のズレが生じて結像する。
    そもそもレンズによって作り出される映像自体に色ズレがあるためフィ
    ルムで撮影しても撮像素子(デジタル)で撮影しても色ズレが発生する。
 ・パープルフリンジ
    撮像素子表面は鏡のような正反射をするためここで反射した光がローパ
    スフィルター等に当たりまた再反射して撮像素子に再露光される。撮像
    素子の構造上の問題であり、フィルム撮影では発生しない。

ということです。

言いたかったのは、パープルフリンジは(今のところ)「デジタルの宿命」なのですが倍
率色収差はデジタルでもフィルムでも発生する現象であるという点です。
これは先ほどの発言、"倍率色収差に該当するがこれはデジタルの宿命"に矛盾するのでは!?と感じた次第なのです。

わたしのプレゼン能力不足で理解しづらいかと思いますが、分からない部分があれば再
質問して頂ければ可能な限り回答させて頂きます。

ここからは余談も含めて… (^_^ゞ

> 倍率色収差も2種類あるそうですが、たとえば、ニコンの「D200のカタログ2005.11.1」の11ページに色収差補正があり、単純にそのサンプル画像の延長で理解しておりますがますます分からなくなりました。

倍率色収差に2種類あるのではなく、色収差には軸上色収差と倍率色収差の2つに分類
分けされるという言い方の方が正しいのかもしれません。ただこれは顕れる症状の違い
であり、発生の根本原因は同じものです。

ニコンのD200カタログを先ほどニコンのサイトよりダウンロードして確認致しました。
サンブル画像は赤い色ズレの反対側に緑(青)の色ズレが顕れるというパープルフリンジ
では顕れない倍率色収差独特の特徴が顕れています。確かにこれは倍率色収差について
書かれているものだと分かります。

> 私もフィルムと長いことつきあってきましたが、今回のような経験は初めてなのです。フィルムでは発生しないとのご指摘ですが、そうだったのだろうかと自問しているようなあんばいです。

倍率色収差は特に(超)広角レンズで問題となる収差です。
前述のようにこれはフィルムでも発生し、ニコン一筋だったそうですが広角レンズを多
用されるならば既に何らかの体験をされていたものと思います。
ただこうした経験がないということから"倍率色収差"の可能性は低いのではないかと…


タイトルRe: 擬色
記事No: 31034
投稿日: 2006/01/23(Mon) 08:33
投稿者Kemunpa

ケネスさん

予約していたD200がやっと届いたためニコンのキャプチャー4を使い始めましたが、使用説明書のp41に倍率色収差(色ずれ現象)がありました。そこにある説明はケネスさんのご指摘の内容と一致しました。ただ、残念なのがキャプチャー4での補正はキャノンの5DのRAW画像を扱えません。
こころみに、試用中の「シルキーピックス」で補正を欠けたら簡単に解決しました。
カメラメーカー製ソフトの独善・排他には、閉口します。

ケネスさん、ありがとうございました。