≫ ばうわぁ さん > 「EF LENS WORK3」のP208に鉛フリーレンズの記載が有り、最後の部分に
> 「従来の鉛入りガラスと同等の光学特性を実現している」という記載があるのですが、
> 実際のところはどうなのですか?
現在、鉛に変わる素材として、二酸化チタンや二酸化ニオブ、炭酸バリウムなど多
くが存在し、これらをガラスに混ぜることにより鉛入りレンズに近い光学性能を実
現することが可能となっています。
実際、これらの素材を使用することで、光学系を維持しつつ鉛フリー化を実現可能
となっています。ただし、完全な特性の一致とまではいかないので、特に色味に関
し、コーティングを変更するなどで整えている状態です。
ただ鉛の方が強屈折率を実現出来るので、すべてのレンズが鉛フリー化できず、再
設計を余儀なくされるものも少なからず存在します。
> 実際に鉛入りレンズは使ったことがないのですが、鉛フリーレンズと比較した場合、
> どのようなに違いがあるのか知りたいのです。
ガラスに鉛を入れることにより、色味(特に透明度)と屈折率を改善することが可能
です。鉛の含有率を替えることで屈折率をコントロール出来るので、その分光学設
計の自由度が高くなるわけです。
現在は先ほど申したように、鉛に代わる素材があり適切に利用することで屈折率に
関し、鉛入りレンズに近い性能を実現可能です。ただ色味(透明度)に関しては未だ
鉛に敵わないようですヨ。