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[No.44358] 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/23(Fri) 14:29

撮像素子フォーマットによる議論の際に、レンズの焦点距離に関連する話もよく書かれているんですが、ここで少々疑問がというか違う視点での話が出来ればと、思って書き込みしました。

結果から書くと、135フルサイズの方が画質は良いという話なんですが、だから、どうだというのではなく、こういう観点での書き込みを見ないので、たまには変った視点での話という事でご理解いただければと...
なお、これは、私の経験による思い込みの部分があるので、正しいかどうかはイマイチ自身がありませんし、長文ですけどご勘弁を....
よろしければ、ご意見やご指摘などお願いいたします。


疑問点1 口径による分解能

レンズの分解能は基本的に直径によって決まります。
カメラレンズは単レンズではなく、複数レンズが使われていますので、どのレンズの直径かという話はあると思いますが、単純に前玉の直径が大きいほうが分解能もあり、集光力もあります。
つまり、例え同じ画角が得られても、写し込める情報には差があるので、その表現力は違うのでは?


疑問点2 焦点距離による解像力

短焦点よりも長焦点の方が解像力がある事を経験上感じています。
これは、デジタルではなくフィルムでの経験ですが天体写真の淡い対象を撮影する際に特に顕著なんですが、面積のそこそこ大きい対象、例えば、アンドロメダ星雲とか、オリオンの大星雲とかで構図を考えて焦点距離の短いレンズで撮影するよりも、焦点距離の長いレンズで複数撮影し、併せた方が細かいところまで表現できるのですよ。
大型彗星の時には、その全景を広角で撮るよりも、中望遠程度で複数撮った方が遥かに尾が長く取れています。
このときのデータでは、28mmだと50度+程度が80mmでは100度くらいまで写っています。
もちろん同じ時間、同じ場所、同じフィルム、同じ露出、見掛上のF値は同じでです。
照明や、都市部の明かりのカブリの影響もあるとは思えますが、比較にならない....

カラーネガとかだけではなく、粒状性の良いTP2415でもこの傾向は同じでした。
というよりも、TP2415だともっと差が...

単純に拡大率が大きい分、写るというのではなく、その差以上に写るという感じです。
もちろん、"1"の口径による差というものあるとは思いますけど。

こうした観点で見ると、結果的に長い焦点距離を使わざるを得ないフォーマットが大きい方がよく写せるのでは?と思うんですがどうなんでしょうか。

それとも、現状でのデジイチはこれを活かせるほどな表現力ではない?という事でしょうか?


一応カメラ部分の話があるので、こちらに書込みしましたが、板違いなら削除します。


[No.44367] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:ジャスピン  投稿日:2007/02/23(Fri) 15:56

白好きさん
疑問点2についてですけれど、80ミリを何枚かあわせて28ミリの面積にすると、
35と67くらいフィルムの大きさの差があるからでしょう。
疑問点1についてはわかりません。すいません。


[No.44369] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:初心者アシ  投稿日:2007/02/23(Fri) 16:04

≫ 白好き さん

> レンズの分解能は基本的に直径によって決まります。

 基本的にはコレが全てですね。収差が同じでF値も画角も同じなら撮像素子のサイズが大きいほどレンズの口径も大きくなる。極端な例として携帯電話の標準レンズが3.5mmとすれば8x10ならなり350mm位。当然ながら8x10のほうがレンズの直径が大きく像を構成する光量子の数が多く情報量も多い。
 同じ撮像サイズならF値が小さく明るいレンズのほうが直径が大きく像を構成する光量子の数が多く情報量も多い。

 レンズは大きい方が偉い。実に単純な話ですね。(^-^ もっとも凹レンズだと・・・


[No.44404] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/24(Sat) 00:03

Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか?
画像サイズ: 768×512 (164kB)

初心者アシさん
書き込みありがとうございます。

> 基本的にはコレが全てですね。

そうですよね?考え方間違っていないですよね?

>  同じ撮像サイズならF値が小さく明るいレンズのほうが直径が大きく像を構成する光量子の数が多く情報量も多い。

そうですね、こう考えると論理的にわかりやすかったです。
実は、大きさで騒がせた百武彗星というのがありまして、これ、中望遠で撮影した方が空に埋もれていた部分の差が歴然としていたんですよ。

複数枚組合せ...見かけ上のレンズ直径が大きくなったような効果がるわけですから、より鮮明に写る...当たり前といえば当たり前の話ですね。

>  レンズは大きい方が偉い。実に単純な話ですね。

他にも経験上重い方が偉い....笑
苦労はかさみますけどね...

大した写真ではありませんが一枚張っておきます。
百武ではなくしし座流星群の時のですけど...


[No.44409] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:mattn*  投稿日:2007/02/24(Sat) 02:13

≫ 初心者アシ さん

>  レンズは大きい方が偉い。実に単純な話ですね。(^-^ もっとも凹レンズだと・・・

。。。実は、フォーマットそのものも、単純に
大きい方が偉い
で、済んでしまう話しの筈なのではないかなぁ。。。
と、思ったりしているのですが、
やはりためにする議論の前では、これを言うと。。。(^ ^;


[No.44396] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:ねこにゃ  投稿日:2007/02/23(Fri) 21:56

>レンズの分解能は基本的に直径によって決まります。
これは違いますね。
理想的なレンズの分解能は、F値(=焦点距離/入射瞳の直径)で一意に決まります。
(入射瞳の直径は、おおよそ前玉の直径と考えて差し支えありません)

なので、原理的には、焦点距離による解像力の違いはないハズなのですが、
EFレンズのMTFをみても 135mm/200mm より 300mm/400mm/500mm のが優れているところをみると
現実のレンズでは長焦点のが性能が出しやすい(収差の補正がし易い)傾向はあるようです。
なので、この点に関しては、白好きさんの経験は当たっているかもしれません。


[No.44402] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/23(Fri) 23:52

ねこにゃさん。
お返事ありがとうございます。

> これは違いますね。

すみません、私の書き方がよくなかったのかもしれませんが、私が言いたかったのは、2点間の距離(角度)を識別できる能力の事です。
1点にしか見えないものが、実は近接した2点であって2点として見分けられる能力の事をいいたかったのです。
なので、これはレンズ直径が大きい方がよくなります。

ある程度までは拡大する程に細かい描写が現れてくる...しかしある特定以上になると単純に像が大きくなるだけ...
これは、基本的に直径によって左右されるものですので、大きければ大きいほど、長ければ長いほど良くなります。
まあ、大きいだけじゃ収差も大きくなるわけで、補正に金がかかる、その分重く大きくなる訳なので、自分の懐と相談していかないと駄目ですけが...

ただ、良くあるフォーマット論争?がレンズが短くても同じなどと書かれていることに疑問を持ったので、こうしたスレを書いて見たんですけど...


[No.44417] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:ねこにゃ  投稿日:2007/02/24(Sat) 10:04

≫ 白好き さん

>1点にしか見えないものが、実は近接した2点であって2点として見分けられる能力の事をいいたかったのです。
私も同じ意味で書き込みました。

無収差のレンズであれば、解像力は、物体側からレンズをみた時の角度(カメラレンズなら一般に実効F値、
対物レンズなら開口数NAで表現される値)で決まってしまいます。
いわゆるRayleighの定義による解像力d(line-pairs/mm)は、波長をWL、実効F値をFeとすると、
d=1/(1.22・WL・Fe)
と表されて、レンズの焦点距離や口径ではなく、その比で解像力は決まるのです。

つまり、前玉の直径が5cmで焦点距離が100mmのレンズと、直径が10cmで焦点距離が200mmのレンズの解像力は
同じになるハズです。


[No.44420] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/24(Sat) 10:59

ねこにゃさん。こんにちわ。

> 私も同じ意味で書き込みました。
> d=1/(1.22・WL・Fe)

いくつかの書き込みを見て、久しぶりに昔の書籍など引っ張り出してきて確認してみました。
やっぱり、見ているものにどうもずれがあるようです。
私もレーリーの基準を見ていますが、私が見ているのは

 分解能=1.22x波長/口径

ですので、50mmなら約2.3秒、100mmなら約1.2秒の角度が分解できるという数値になります。
→計算あっていると思いますけど...多分...(--;)

もちろん実際には、収差や回折の影響がありますからここまでの角度が分解できるかどうかは別ですけど...

ただ、ねこにゃさんのいわれる事を前提とすると、100mm/F2と200mm/F2では、同じ解像力という話になると思いますけど、これ極論だと、長焦点/大口径レンズが無意味という事でしょうか?


[No.44430] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:初心者アシ  投稿日:2007/02/24(Sat) 12:53

≫ 白好き さん

>  分解能=1.22x波長/口径

 三角関数が入ってないので簡易式ですね。したがって中心点についてだけ成立する式なので撮像面平均では長焦点レンズのほうが高解像になります。同様に超広角レンズは無収差の理想レンズでも平均解像力は低くなります。


[No.44431] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/24(Sat) 13:03

初心者アシさん、こんにちわ

>  三角関数が入ってないので簡易式ですね。したがって中心点についてだけ成立する式なので撮像面平均では長焦点レンズのほうが高解像になります。同様に超広角レンズは無収差の理想レンズでも平均解像力は低くなります。

そうですね、おしゃっる通りですね。
元が望遠鏡や長焦点大口径で感じていた事それを基準に考えてしまったのと適当?中途半端な読み知識だけでは、理解度が低くてお恥ずかしい限りです。

ただ、感じていた事が基本的には正しい?という話が得られてすっきりした気分です。
ありがとうございました。


[No.44433] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:ねこにゃ  投稿日:2007/02/24(Sat) 14:23

白好きさん、こんにちは。

>分解能=1.22x波長/口径
これは私が書いた分解能の定義と基本的には同一です。
分解能の単位が違うだけです。(距離の逆数[1/mm] vs 角度[radian])
角度が小さな領域では、
 結像面上の2点間の距離(1/d)=レンズの焦点距離f × 2点間の角度θ
と近似することができますから。

>100mm/F2と200mm/F2では、同じ解像力という話になると思いますけど、
>これ極論だと、長焦点/大口径レンズが無意味という事でしょうか?
光学的な解像力という意味ではそうだと思います。

ただ、長焦点のが倍率は高くなる(像が単純に大きくなる)ので、センサ(or フィルム)の
画素サイズ(or 粒子サイズ)が一定ならば、長焦点のレンズのが有利になると思います。


[No.44435] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:magnon  投稿日:2007/02/24(Sat) 15:08
URL:http://www.imagegateway.net/scripts/WebObjects.dll/CIGPhoto.woa/wa/a?i=I9ojMwHnTo

≫ ねこにゃ さん

> つまり、前玉の直径が5cmで焦点距離が100mmのレンズと、直径が10cmで焦点距離が200mmのレンズの解像力は
> 同じになるハズです。

現実にMTFが公開されているレンズ同士で比較すると・・・

EF 100mm F2
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/standard/ef100_f2/mtf.html

EF 200mm F1.8L
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/telephoto/ef200_f18l/mtf.html

100mmの方は残留収差が多いのだろうか・・・ かなり意地悪な比較なので
300mm F2.8と400mm F2.8で比較した方が良いでしょうか?

EF 300mm F2.8L
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/telephoto/ef300_f28l/mtf.html

EF 400mm F2.8L
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/super_tele/ef400_f28l/mtf.html

400mmで得られる画角でMTFの比較をするとあまり変わらないかもとは思いますが
そもそも焦点距離の違うと言いますか画角の違うレンズの解像度比較に実用的な
意味があるとは思えません。400mm F2.8は持っていないが、300mm F2.8で
代用してトリミングしようと言う使い方は許容できると思いますが、200mm F2.8で
撮影した写真を400mm相当画角までトリミングするのは許容できないかも知れません。
(できないでしょうし。) 今回の比較では比べるのはあくまで同じ焦点距離で明るさが
違うものであるべきかなと思います。

天体望遠鏡の説明で対物レンズの口径が大きくなったら分解能が上がりますと言う話は
純粋に似たような焦点距離(800mmとか1000mmとか)での比較になっているから
ではないかなと思います。


[No.44442] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:ねこにゃ  投稿日:2007/02/24(Sat) 20:21

≫ magnon さん

>現実にMTFが公開されているレンズ同士で比較すると・・・
市販のカメラレンズで、これを実証するのは無理だと思います。
どのレンズのMTFをみても開放よりF8の方が解像度が高くなってることからも明らかなように、
カメラレンズ(の開放付近)は、収差のない教科書的なレンズからは、かけ離れたものだからです。
(本来であれば、開放が最も解像度がよく、絞るにつれてわるくなるハズなので)
F1.2とかの大口径のカメラレンズは、解像性能が目的ではなく、単に明るさとかボケを得るためのものです。

ただ、そうは言っても、これらのEFレンズのMTFをながめてみると、初心者アシさんが言われている
軸外の特性もそうですが、軸上(中心付近)でも長焦点のレンズのが特性が良い傾向がみてとれます。
(おそらく球面収差よりも色収差のが除去しやすいとか、いろんな製造上の理由があるのでしょう)
なので、同じフレーミングの画像を比較した場合、APS−Cよりも、より長焦点のレンズが必要な
フルサイズのが、より良い画像が得られる可能性はあると思います。

>そもそも焦点距離の違うと言いますか画角の違うレンズの解像度比較に実用的な
>意味があるとは思えません。
いや、いまこのスレッドで問題にしているのは、フルサイズとAPS−Cの画像の違いなのですから、
写り込む範囲を一緒にするために、焦点距離の違うレンズの描写能力(そのひとつが解像力)を
比較する必要があるのです。


[No.44421] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:23  投稿日:2007/02/24(Sat) 11:10

≫ 白好き さん

望遠鏡と顕微鏡を持っている割に光学の知識はあまりないんですが・・・.

望遠鏡関連の本によく載っているのは レーリーの基準として 分解能 = 1.22λ / D
(λ=光の波長 D=望遠鏡の口径)で,実感とも一致していますよね.口径5cm F10の望遠鏡で
土製の輪を分離するのは無理ですが口径30cm F10なら楽々です.

ところが顕微鏡の場合,本に載っているレーリーの基準は 分解能 =0.61*λ / NA であり,
分解能はNA(開口数)で決まると書いてあるんですね.口径で決まるわけではない.実際,
NAの大きなレンズの口径なんて2mmもないですよ.

どちらも極限の拡大をする場合であり,写真におけるフォーマットの大小とは別の問題ではな
いかと思います.じゃ説明してみろといわれると困るんですが・・・.実際35mm版に28mmレ
ンズで撮った写真と4×5に90mmレンズで撮ったのと比べてみれば大判の優位は明らかなん
ですがね・・・.


[No.44428] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:初心者アシ  投稿日:2007/02/24(Sat) 12:44

≫ ねこにゃ さん

> なので、原理的には、焦点距離による解像力の違いはないハズなのですが、

 中心の一点についてだけですね。像を構成するためには撮像素子に大きさが必要になります。したがって理論的にも無収差理論レンズの平均解像力は隅の光束が垂直に近くなる長焦点レンズのほうが高くなります。


[No.44410] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:magnon  投稿日:2007/02/24(Sat) 02:15
URL:http://www.imagegateway.net/scripts/WebObjects.dll/CIGPhoto.woa/wa/a?i=I9ojMwHnTo

≫ 白好き さん

> 疑問点1 口径による分解能
>
> レンズの分解能は基本的に直径によって決まります。
> カメラレンズは単レンズではなく、複数レンズが使われていますので、どのレンズの
> 直径かという話はあると思いますが、単純に前玉の直径が大きいほうが分解能もあり、
> 集光力もあります。
> つまり、例え同じ画角が得られても、写し込める情報には差があるので、その表現力は違うのでは?

カメラのレンズの場合は瞳の大きさになるんでしょうが、望遠〜超望遠レンズは
瞳の大きさはおおむね前玉の口径になるっぽいので、たとえば300mm F4と
300mm F2.8のMTFを比較すれば、所望の結果になっていませんか?
このへんは300mm F2.8とか400mm F2.8とかみたいな実口径の大きな
レンズを使ってみると普通の被写体でも分かりますし、天体写真(だと広角ですね)
でも淡い天体の写りが天体望遠鏡の写真とはまたひと味違った良さがあります。

おっしゃっていることは、レイリーの法則のことだと思います。半導体製造で
用いられるステッパーのようなほぼ無収差な光学系の場合は、NAが大きくなれば
レイリーの法則がそのまま当てはまって解像度があがるようですが・・・
写真用レンズ特に広角側のレンズは、天体望遠鏡とは異なった方針の収差補正
が行われているので、絞り開放付近よりは若干絞った方が画質は良いです。
(直焦点撮影するときに、明るい反射望遠鏡であれば周辺画質を上げるのに
コマコレクターレンズとか入れてコマ収差補正したりするような話は聞いたことが
ありますが。)

> 疑問点2 焦点距離による解像力

> もちろん同じ時間、同じ場所、同じフィルム、同じ露出、見掛上のF値は同じでです。
> 照明や、都市部の明かりのカブリの影響もあるとは思えますが、比較にならない....
>
> カラーネガとかだけではなく、粒状性の良いTP2415でもこの傾向は同じでした。
> というよりも、TP2415だともっと差が...

これって都市部の明かりの影響が含まれるのであれば、フィルムの実感度とかの差って
ありませんかね。フィルムで夜空の写真を撮ったことがないので何ともなんですが。
淡いものほど露出時間が必要な気がします。デジタルで広角単焦点レンズでちらっと
試した感じでは、F2 20秒くらいの固定撮影でも結構いろいろ写っていて楽しいです
けれど。


[No.44427] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/24(Sat) 12:37

magnonさん、こんにちわ

> 300mm F2.8のMTFを比較すれば、所望の結果になっていませんか?

なります。
300mmF4と300mmF2.8では、対物直径75mmか107mmですから...

> 天体写真(だと広角ですね)

そうとも限りません。
例えば、超有名なアンドロメダ大星雲というもの、これ見かけ上の大きさは、160分(2.6度)程あります。300mmの場合、対角は6.5度程ですから、対角で約1/3くらいの大きさいになるので、個人的には丁度良いと思っています。
もっとも、撮影場所にもよりますが、アマチュアの持てる範囲では、いいところ2度くらいまでしか写りませんが...
他にもオリオンの大星雲など、著名な星雲は大抵この焦点距離がベストではないかと思っています。縦横1/3程度に収まるくらいというサイズが美しいと思っておりますので...(笑)

広角はその広さから、光害の影響を受けますので、撮影場所には注意を払いますが、先の流星写真や、大型彗星の時には使います。
先に書いた百武彗星は、対角で100度以上ありましたし...あと、風景と併せて撮るときとかにも広角は使いますね。

> 絞り開放付近よりは若干絞った方が画質は良いです。
> コマコレクターレンズとか入れてコマ収差補正したりする

これは、レンズ収差の問題が大きいです。実際には、大きな問題になってきます。
望遠鏡のレンズ(ミラー)が、基本的には対物のみで構成されている事に起因する部分が大きいです。
対物のみで焦点を結ぶ場合、結像面での理論上の平面は1点のみで、周辺に行くに従い収差が大きくなります。(平面と称してもいい部分はもっと広いですけど)
天体写真用の望遠鏡(ちょっとおかしな表現ですが)であれば、接眼側にもレンズがあり、望遠レンズに似た特性ですね。

> これって都市部の明かりの影響が含まれるのであれば、フィルムの実感度とかの差って
> ありませんかね。

都市部の明かりの影響で、色カブリは発生しますが、実行感度は同じといっていいと思います。
これ、相反則不軌のことをおっしゃっているのですよね?
すいません細かく書いておけばよかったです。

実際、天体撮影に出かける場合、都市部の明かりはかなり問題です。
透明度の高い空の場合は、まだ影響が少ないですが、薄い高層雲などがある場合なら、長野山の中でも東京の明かりは影響します。
ただ、街燈の様な直接光は無い場所ですので、相反則不軌による実行感度の差は殆ど無いといってもいいと思います。
また、相反則不軌は元感度の大きいフィルムほど影響が出ますので、TP2415の様な低感度では高感度フィルムのそれと比べると無いに等しいといってもいいくらいです。

> 淡いものほど露出時間が必要な気がします。

おっしゃるとおりです。

> F2 20秒くらいの

デジの場合、フィルムでいう相反則不軌は無視できます。
ただ、飽和が早いので、長時間の露光は難しいでしょう。

ちょっと古い情報しかないんですが、iso3200のフィルムなど、3200の感度があるのは最初の1/250くらいだったと記憶しています。

実例だと、300mmF2.8で10分で済む露出が、300mmF4だと30分くらい、300mm/F5.6だと1時間くらいかかっていました。デジだと十数秒から数分でOK!

もっと古い情報であれば憶えているフィルムがあります。コダックのトライXです(笑)
iso400のフィルムですが、1/125後には200へ、30秒後には40相当まで落ちる...と記憶しています。
→古すぎて申し分けない...(--;)


[No.44434] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:magnon  投稿日:2007/02/24(Sat) 14:38
URL:http://www.imagegateway.net/scripts/WebObjects.dll/CIGPhoto.woa/wa/a?i=I9ojMwHnTo

≫ 白好き さん

> > 天体写真(だと広角ですね)
>
> そうとも限りません。

400mmくらいだと画角がそれなりに広いですよねと言う意味で書きました。

> もっとも、撮影場所にもよりますが、アマチュアの持てる範囲では、いいところ2度くらいまでしか写りませんが...
> 他にもオリオンの大星雲など、著名な星雲は大抵この焦点距離がベストではないかと思っています。縦横1/3程度に収まるくらいというサイズが美しいと思っておりますので...(笑)

そうですね。バラ星雲とか北アメリカ星雲とかも300mmから400mmで
良い感じなのかなあと思っているんですが・・・ トリミングしないで
1/3位の大きさに写ると綺麗ですよね。

> 広角はその広さから、光害の影響を受けますので、撮影場所には注意を払いますが、先の流星写真や、大型彗星の時には使います。
> 先に書いた百武彗星は、対角で100度以上ありましたし...あと、風景と併せて撮るときとかにも広角は使いますね。

僕はもっぱら風景に絡めてしか撮っていないので、35mmだったり50mmだったり
割と広めのレンズを使っています。(ポータブル赤道儀は欲しいとは思っていますが
良い撮影地を見つけるまでは保留しています。もう3年ほど光害のひどいところに
住んでいるので、なかなか・・・)

> > これって都市部の明かりの影響が含まれるのであれば、フィルムの実感度とかの差って
> > ありませんかね。
>
> 都市部の明かりの影響で、色カブリは発生しますが、実行感度は同じといっていいと思います。
> これ、相反則不軌のことをおっしゃっているのですよね?
> すいません細かく書いておけばよかったです。

そうです。ちゃんと書かなくても通じるだろうと思ったので。相反則不軌のフィルム差
とかはと思った次第でした。

> デジの場合、フィルムでいう相反則不軌は無視できます。
> ただ、飽和が早いので、長時間の露光は難しいでしょう。

デジタルの場合は光を信号に変える効率がフィルムよりは10倍以上(?)良いと
言う話なので、長時間露出をしないで良いものであれば、使いどころは多いな
と思っています。まあ使い分けなんでしょうね。

> 実例だと、300mmF2.8で10分で済む露出が、300mmF4だと30分くらい、300mm/F5.6だと1時間くらいかかっていました。デジだと十数秒から数分でOK!

だいたいそれくらいなので、天体の撮影への敷居はそれなりに下がったのかなあと
思っています。30分ガイド撮影するのは大変すぎるけれど、30秒だったら何とか
なるかなと思って、夜空を見上げては赤道儀が欲しいなあとか思う訳です。

> もっと古い情報であれば憶えているフィルムがあります。コダックのトライXです(笑)
> iso400のフィルムですが、1/125後には200へ、30秒後には40相当まで落ちる...と記憶しています。
> →古すぎて申し分けない...(--;)

いやいや、こういう苦労して覚えたデータはずっと覚えているもんです。


[No.44437] Re: 焦点距離や直径による差は無いんでしょうか? 投稿者:白好き  投稿日:2007/02/24(Sat) 15:25

magnon さん。こんにちわ

> 400mmくらいだと

確かに、天体撮影というくくりで見ると400mmは短焦点かも...(笑)

> バラ星雲とか北アメリカ星雲とか
> 1/3位の大きさに写ると綺麗ですよね。

先の2つほどメジャーでは無いので控えましたが、この2つわかるならそれ相応にやられているのですね。
300mmは春はともかく、夏から冬にかけては万能選手ですよね。

とは言いつつも、先日300mmF2.8は売ってしまいました。I型だったので今後のメンテも考えて...今は変りを探し中で、200mmF1.8の新モデルなんかは期待しているんですけどね。

> 僕はもっぱら風景に絡めてしか撮っていないので、35mmだったり50mmだったり
> 割と広めのレンズを使っています。

300mmの下だと一気に15mmとか24mmとかへ行ってしまいます(笑)
先の写真の様に...

> デジタルの場合は光を信号に変える効率がフィルムよりは10倍以上(?)良いと
> 言う話なので、長時間露出をしないで良いものであれば、使いどころは多いな
> と思っています。まあ使い分けなんでしょうね。

何かの本だったか憶えていないのですが、月明かりで波打ち際を夜景と併せて幻想的に撮っている作品を見た事があります。
10分程度の露出であったように思うんですけど、ああいう写真は撮ってみたいと思いますね。
長時間露光っていい感じに、幻想的になるので通常でも好きです。

> 30分ガイド撮影するのは大変すぎるけれど、30秒だったら何とか

500mm/ISO400 手動ガイド1時間なんていうのは普通でしたね。
そういう意味では、モーターガイドやら、自動追尾やら、非常にいい時代になったと当時は思っていましたが、それからすると今はもっとすごいですよね。

> 夜空を見上げては赤道儀が欲しいなあとか思う訳です。

50mmは、理論的に38秒までは点に写るはずですので色々実験してみてください。
私の感覚では、20Dよりも、10Dの時のほうが綺麗に写せた気がします。
まあ、NR掛けると20Dでもいいんですけどね。

> いやいや、こういう苦労して覚えたデータはずっと覚えているもんです。

下手の横好きですが...趣味にしている期間だけなら35年以上なので早々負けません(笑)