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[No.48311] RAWでの実効感度、例えば。 投稿者:JBs  投稿日:2007/08/19(Sun) 02:42

先の1D3の露出についての議論に刺激されまして、RAWの実効感度なんて細かく突っ込んだってしょ
うがないんじゃないか言う見地からこんなのやってみました。仲良くやりましょうね(笑)

現像ソフトによるハイライト処理のサンプル。
http://www.imagegateway.net/a?i=37wigLxnTo

左上のがデフォルトの画像です。
この写真は隠れている部分写っている息子に露出を合わせているため空や都庁の一部はデフォ
ルト完全に飛んでいます。都庁と空を撮りたいなら概ね2.5段オーバーといったところです。
※念のため、アウトフォーカス部分です。

・Silkyは露出を下げ、明部補償、Dレンジ拡張を最大限使っています。
・ACRは同じく露出を下げ、白飛び軽減を使っています。
・DPPは露出マイナスのみです(ニュートラル)。(DPPでは何をしてもハイライト部のディテールは
 出てきませんので余り意味はありません)

※ACRとSilkyはこれ以上下げてもクリップ部がそのまま下がるだけとか眠くなるだけになる手前で
 止めています。(ACRはもうほんのちょっとだけ余裕あります)


この例では余りにオーバーでハイライト救済して使用するにしても、ハイエストは輝度しか残って
おらず階調も乏しくなっているため大変使いにくいですが、1段オーバー分は現像ソフトで悠々差が
出ますし、このように広面積のハイライト域でなければ(例えば金属の反射とか)輝度だけでも十分
使えます。

こうなってくると、撮り方も必然的に変わって来ます。ヒストグラムが右に適度に当たるように撮り
(評価測光だと概ね+2/3〜+1.1/3)、現像時は白飛び軽減して適度にマイナス(露光量のスライダではな
く「明るさ」「ガンマ」などで)補正する。人物撮りならマイナス補正もかけずとも良好ということも
あります。こうするとシャドー部のノイズ量が全く変わって来ます。人物のあごの下とかシャドー部
に入った細かい葉などが如実な例です。


さて、結局のところRAWでの実効感度ってメーカーの「この辺をこの辺にマッピングすることにするの
がうちの提案です」程度のものじゃないでしょうか?この例ではSSを下げることになってしまいます
が、メーカーなら(内部的に)現在のISO100設定をISO200処理にしちゃってDPPで(内部的に)例のような
マイナス側への補正をかければいいだけです。
そうしたら(多分)S/Nの良し悪しの輝度域が変わって来ます。CANONとしては「中間〜ハイライトのノ
イズより、シャドーのノイズの方が気にならないんじゃないですか?」ってな感じか、ハイライト域
の色相の偏りの無さを重視したか(正しくないなら飛ばす!)

とりあえず純正現像ソフト(のデフォルト値)だけは規格にあわせるにしても、それは単に規格対応の
ための対応であって余り意味はないんじゃないかと思うんです。ずれてるからってDPPのバージョン
アップで対応したとしても、露光量のスライダ位置の見栄えを変えるだけです。あるいは、「標準的
な再生方法」ということですから、開いた時のデフォルトの「露光量」スライダ位置を実際に-1とかに
すればいいだけかも知れません。

勿論規格のための対応という意味はありますが。


長文失礼いたしました。
※余りに長いのでA/D変換時の話は今回は無しで。


[No.48314] Re: RAWでの実効感度、例えば。 投稿者:ゆで太郎  投稿日:2007/08/19(Sun) 07:44

≫ JBs さん

> 先の1D3の露出についての議論に刺激されまして、RAWの実効感度なんて細かく突っ込んだってしょ
> うがないんじゃないか言う見地からこんなのやってみました。仲良くやりましょうね(笑)
>
> 現像ソフトによるハイライト処理のサンプル。
> http://www.imagegateway.net/a?i=37wigLxnTo
>
> 左上のがデフォルトの画像です。
> この写真は隠れている部分写っている息子に露出を合わせているため空や都庁の一部はデフォ
> ルト完全に飛んでいます。都庁と空を撮りたいなら概ね2.5段オーバーといったところです。
> ※念のため、アウトフォーカス部分です。
>
> ・Silkyは露出を下げ、明部補償、Dレンジ拡張を最大限使っています。
> ・ACRは同じく露出を下げ、白飛び軽減を使っています。
> ・DPPは露出マイナスのみです(ニュートラル)。(DPPでは何をしてもハイライト部のディテールは
>  出てきませんので余り意味はありません)
>
> ※ACRとSilkyはこれ以上下げてもクリップ部がそのまま下がるだけとか眠くなるだけになる手前で
>  止めています。(ACRはもうほんのちょっとだけ余裕あります)
>
>
> この例では余りにオーバーでハイライト救済して使用するにしても、ハイエストは輝度しか残って
> おらず階調も乏しくなっているため大変使いにくいですが、1段オーバー分は現像ソフトで悠々差が
> 出ますし、このように広面積のハイライト域でなければ(例えば金属の反射とか)輝度だけでも十分
> 使えます。
>
> こうなってくると、撮り方も必然的に変わって来ます。ヒストグラムが右に適度に当たるように撮り
> (評価測光だと概ね+2/3〜+1.1/3)、現像時は白飛び軽減して適度にマイナス(露光量のスライダではな
> く「明るさ」「ガンマ」などで)補正する。人物撮りならマイナス補正もかけずとも良好ということも
> あります。こうするとシャドー部のノイズ量が全く変わって来ます。人物のあごの下とかシャドー部
> に入った細かい葉などが如実な例です。
>
>
> さて、結局のところRAWでの実効感度ってメーカーの「この辺をこの辺にマッピングすることにするの
> がうちの提案です」程度のものじゃないでしょうか?この例ではSSを下げることになってしまいます
> が、メーカーなら(内部的に)現在のISO100設定をISO200処理にしちゃってDPPで(内部的に)例のような
> マイナス側への補正をかければいいだけです。
> そうしたら(多分)S/Nの良し悪しの輝度域が変わって来ます。CANONとしては「中間〜ハイライトのノ
> イズより、シャドーのノイズの方が気にならないんじゃないですか?」ってな感じか、ハイライト域
> の色相の偏りの無さを重視したか(正しくないなら飛ばす!)
>
> とりあえず純正現像ソフト(のデフォルト値)だけは規格にあわせるにしても、それは単に規格対応の
> ための対応であって余り意味はないんじゃないかと思うんです。ずれてるからってDPPのバージョン
> アップで対応したとしても、露光量のスライダ位置の見栄えを変えるだけです。あるいは、「標準的
> な再生方法」ということですから、開いた時のデフォルトの「露光量」スライダ位置を実際に-1とかに
> すればいいだけかも知れません。
>
> 勿論規格のための対応という意味はありますが。
>
>
> 長文失礼いたしました。
> ※余りに長いのでA/D変換時の話は今回は無しで。

早い話そのとおりです。
モノクロで現像液などで感度を変えたのに近いかもしれません。
100のフィルムを50で撮って現像を切り詰めるなどよくやりました。
また、適正露出というものも結局イメージですから。